相続が争続となるとき
争続という言葉は、一般的に使われるようになって来たように思われます。
しかし、その原因については、いまだに一般的となっているとは言えません。
よく、「財産の多い人」が相続争いになると言われますが、それは違います。
統計上最も相続争いになるのは、相続財産が約５，０００万円以下の方々です。
これは一般的な相続財産とされる約４，０００万円と近い数字と言えるでしょう。
では、なぜ争続となるのでしょうか。
それは「人間関係の悪化」、そして「なんの対処もしない親」です。
人間関係は、親の介護や配偶者の存在によって、もろくも崩れ去ります。
それは何回も見てきました。
そして、そのような状況にも関わらず、何もしない親御さんたちも。
何回も「このままではまずい」と言っても、
「うちには財産がないから」の一点張り。
そして、親の死という臨界点に達したときに、その感情は爆発します。
爆発した後に修復しようと思っても、それは無理です。
どうかそうなる前に、相続の対策をしていただければと思います。
相続対策で有効なものは、遺言です。
遺言作成の際には、よければご連絡ください。初回の面談は無料です。